最近はもっぱら,父親にもらったデジカメを持って校内をうろつき,女子高生の写真を撮りまくることに腐心している筆者がお届けする「」の第217回は,偽英国紳士団の「Arcanum Knights」を紹介する。 本作は,好みの種族や性格を選んでキャラメイクを行い,前衛3人,後衛3人の最大6人パーティで迷宮を探索していく,シングルプレイタイプのRPG。自由度の高いキャラクター育成と,歯ごたえのあるゲーム難度が魅力の一本だ……って,シャッターチャンスだ! はるか昔,物伽问澜?strong class="bold2">“マテリアル”は,霊的な世界“アストラル”からの侵略を受け,滅亡の危機に瀕していた。しかし,そんな中,マテリアル界に2人の英雄が現れ,激しい戦いの末にアストラル界の邪悪なものを退けることに成功する。そして,人々はその勝利を祝い,永遠の繁栄を願って,最後の戦いが行われた地に凱都“アルカナム”を築いた。それから1000年。アルカナムは再びアストラル界からの脅威にさらされようとしていた……。 主人公 本作のゲーム内容を,誤解を恐れずあえて一言で表現するなら,2Dタイプの「世界樹の迷宮」といったところ。プレイヤーはこのアルカナムにやって来た一人の冒険者となり,アストラル界の討伐を目指して冒険することになる。迷宮内は見下ろし型の画面となっており,ふわふわと漂っている敵シンボルと接触するとターン制バトルが発生するという仕組みだ。基本的なゲームシステムはオーソドックスなものなので,とくに操作に戸惑うようなことはないだろう。 しかし,アストラル界の魔物はなかなかに強力なので油断は禁物。このシビアなゲームバランスが本作の特徴の一つで,とてもじゃないが一人で立ち向かうのは無謀というもの。そこで,ゲームを開始したら真っ先にやっておきたいのが,酒場に足を運んで旅の仲間を集めることだ。酒場では,新たなキャラクターを作成して仲間に加えたり,パーティメンバーを入れ替えたりできる。 キャラメイクでは,種族,性別,性格の組み合わせを選び,ボーナスポイントをパラメータに割り振って,好みのキャラクターを作り出せる,Lineage2 RMT。ゲーム開始時に選べる種族は,人間,エルフ,獣人,妖精,翼人,ドライアドの6つだが,ゲーム内で条件を満たすことで,さらに多くの種族を選択できるようになる。本作では,選んだ性別や性格が,アラド戦記 RMT,パラメータの成長にも影響してくるので,前衛/後衛の役割を考えながら,バランスよくパーティメンバーを作成したいところだ。まあ,筆者はそんなことは気にせず,主人公(男性固定)以外は全員女子メンバーにしましたがね! また本作のもう一つの特徴は,職業の概念がないということ。その代わりに数多くのスキルが用意されており,各キャラクターの役割は装備しているスキルによって変化するのだ。スキルにはパッシブスキル(Pスキル)とアクティブスキル(Aスキル)の2種類があり,それぞれ8種類ずつ装備できる。Pスキルは,キャラクターのパラメータが上がったり,スキルに応じた属性攻撃のダメージが増加したりと,装備しただけで即座に効果が発揮されるもの。また,Aスキルは戦闘中に選択できる特技や魔法といったもののことだ。 本作に用意されるスキルは300以上,さらに,あるAスキルを習得するには,それに対応したPスキルを事前に装備しておかなければならなかったりと,スキル構成にはかなり頭を悩ませることになるだろう。とはいえ,一度覚えたスキルを忘れて,ほかのスキルを再度習得することもできるので,まずはいろいろと試してみるのがよさそうだ。 このほかにも,迷宮内で集めた素材を持ち帰り,鍛冶屋で新たな装備品を作成したり,商店の掘り出し物などで入手できる,特殊能力を持ったエンチャント装備を強化したりと,これでもかというほどのやり込み要素が用意されている。 本作は,ゲームクリアまでおそらく50時間くらいはかかるボリュームだが,偽英国紳士団ではさらに数10時間は遊べる規模のクリア後要素を追加する予定とのことなので,これ一本で相当長く楽しめることは間違いない。じっくり遊べる本格派のRPGを探している人には迷わずお勧めできる作品なので,興味を持った人はまずは公式サイトで公開されている体験版からお試しを。体験版のセーブデータは製品版に引き継ぎ可能で,製品版はパッケージ版が1890円,ダウンロード版が1680円(共に税込)にて発売中だ。 ■偽英国紳士団公式サイト
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14 年前
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